左の平が大鈴山。1011.5m
右のコブが鹿島山。912m
同じように見えても
大鈴山の方が100m
程 高い。
この山、名倉の平からよく見える。特に田を植えた後の苗田に写る姿は気になる絵を見せる。東、南、西にかけて 矢筈山から鹿島山の裏になり、田口方面からは見えない。設楽中学校あたりで、ようやく鹿島山から、わずかに背を出す。西から北側に入ってく川向、名倉方面からは、横に背を張る堂々たる山容を眺めることが出きる。
3年前の苦い記憶がよみがえる。『ほっとしたら』の手ぬぐいを作る際に、この大鈴山を過小評価した。岩古谷山を正面にすえることに、こだわり、東南からチラッと見える大鈴山を表現してしまった。設楽連山の美しさは見る場所によって、様々に変化する。だから、、いろんな稜線があっていいのだが。だが、、私は名倉方面から、堂々たる山容を目にする度、「すまない!」と、いつも思っていた。
今年、罪の償いのような思いで 大鈴山を大きく表現してもらう。先日の山歩きは、その報告のつもり。大鈴と言うから、鈴に関係してるかと思ったが、町史によれば、篠竹。つまり、すす竹。スス竹がたくさん取れる山、と言う意味らしい。地名はころころ変化。当て字に変わる事も。字の意味から、入ると間違える。
和市の駐車場の7、8割は岩古谷山への登山客。大鈴山へ足を伸ばす人は少ない。芝石峠コースはさらに少ない。山頂で、そちらから入る道はササにおおわれていた。