2月24日 晴れ。車を駒ガ原山荘近くの路肩に停め、産馬川沿いに東側登山口へ歩く。風が冷たい。が、すぐ気持ちよくなる。岩魚でもと、覗くが姿は見えない。ただただ、水が美しい。
登山口に入る。沢沿いに沢を左に見て20分程登り、沢を横切る。また小さな沢を渡ると、最後の急登が始まる。胸突き八丁。木の根っこが階段のように続く。後から来た豊橋の夫婦連れはなんでもないと。が、私は三度休み休み息をツナギ登る。明るくなり尾根に出る。右へ下り、すぐ上がると山頂へ出る。やや木立が目線に近くまで育ち、気にはなるが、素晴らしい眺めだ。東に茶臼山。その奥に中央アルプス。写真はケータイなのでごカンベンを。双眼鏡で覗くとドキィとする。雪におおわれた山襞の美しさ。怖いぐらい。
石碑は県立岡崎高校の80周年記念碑。近くに100周年の看板も。「段戸の山にいる雲は。いつしか消えて朝はれぬ」。作詞家に聞いてみにゃあわからんが、これ岡崎高校の校歌。一番の歌詞。なんで段戸か?。学校の東に位置する大いなる段戸山系をうたった?んではないのか。今日、一緒になった夫婦の方も、段戸と言う名に憧れていたと。ここの卒業生にとってはなおさら。学生時代の思い出が凝縮された名かも知れん。でないと、この石碑ここにない。